【薬剤師監修】前髪が薄い男性におすすめの髪型3選!原因と対策も解説
「最近前髪が薄くなってきたかも?」
「前髪が薄くてどのような髪型にしたらいいのか分からない」
前髪が薄いことで悩む男性は多いのではないでしょうか。
しかし、前髪の薄さは髪型によってはカバーすることができ、目立たなくさせることは可能です。
そこで本記事では、専門家監修のもと以下の点を解説します。
- 前髪が薄いと判断する基準
- 前髪が薄い男性におすすめの3つの髪型
- 前髪が薄い原因
- 前髪が薄い対策
本記事を最後まで読むことで、前髪が薄くてもカバーできる髪型と、少しでも改善するための対策が理解できます。
この記事の監修者
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北海道大学大学院卒業
薬局薬剤師としてAGAや壮年期脱毛症、円形脱毛症の医薬品調剤や服薬相談を多数経験
薄毛の悩みを解決できる医学薬学知識を啓蒙することで、患者さんのより良い人生に貢献したい
と思っております。
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前髪が薄いかどうかの基準
前髪が薄くなったような気がするけど、自分は周りに比べて本当に薄いのかなと疑問に思う方はいませんか?
自分では前髪が薄いかどうか判断がつかないという方に向けて、判断するための3つの基準をご紹介します。
以下の基準を参考に、前髪が薄いかどうかを判断しましょう。
前髪が細くなっている
まずは前髪の長さではなく、細くなっていないかどうかの「髪の質」に注目してみましょう。
AGAなどが原因で薄毛になってしまう人の多くは、髪が十分に成長しきる前に抜けていってしまいます。
そのため、薄毛の人は前髪が太く成長することが減ってしまい、前髪の薄さが目立つようになってしまうのです。
以前に比べて前髪が細くなったかも、と思ったら前髪が薄くなっている証拠ですので気をつけましょう。
おでこの広さが目立つ
以前と比べておでこが広くなったかも?とおでこの広さが目立つようになったら薄毛の合図です。
前髪が細くなったり抜けてしまって本数が減ってしまったりすることで、おでこを覆っていた部分の髪が薄くなりおでこが目立ってしまいます。
鏡を見た時などに、おでこの広さが気になるなと感じた場合は薄毛と思ってもいいでしょう。
生え際が後退している
薄毛の場合は生え際の髪の毛から抜けたり細くなっていったりするため、生え際が薄くなっていき後退してしまった場合は薄毛の可能性が高いです。
鏡の前で前髪をかき上げて、頭頂部の生え際を確認しましょう。
以前と比較して生え際が後退しているかどうかで、薄毛になっているかを判断できます。
前髪が薄い男性におすすめの髪型
冒頭で述べたように、前髪が薄いのは髪型次第でごまかせられます。
ただ、髪型によっては逆効果になってしまったり、生え際の後退を隠せられなかったりするので注意してください。
ここではおすすめの髪型を3つ紹介します。
初期段階なら:マッシュ
初期段階や「とりあえず生え際を隠したい」という場合は、いわゆる「ひし形シルエット」のマッシュヘアがおすすめです。
アーティストの米津玄師さんなどがこの髪型にしていますよね。
ストレートヘアだと爽やかさが損なわれてしまいますが、写真のようにパーマで動きを付けると明るい印象になります。
ただ、生え際が後退しすぎていると、風や雨などで前髪が動いたときに薄毛が目立ってしまうので注意してください。
生え際が気になりだしたら:ツーブロック
生え際が気になりだしたら、逆にツーブロックで「生え際とサイドの境界線をなくす」のがおすすめです。
前髪で隠そうとすると髪と額に隙間ができ、逆にスカスカな印象を与えてしまいます。
この時期からこれ以上薄毛が進行しないよう、本格的に治療・対策をはじめてみましょう。
進行が進んだら:ショートカット
「薄い部分が気になるから」といって長い部分で隠そうとすると、いわゆる「バーコード」のような髪型になりかねません。
逆に短くし、全体のバランスを整えることで髪の薄さを隠せます。
また、ショートカットはスタイリングも楽なので、「髪のセットに時間をかけたくない」という方にもおすすめです。
前髪が薄い原因と対策
前髪を隠せる髪型にしても、根本的な解決にはなりません。
しっかりと原因を把握して早めに対策しなければ、どんどん生え際が後退し手遅れになってしまいます。
前髪が薄い原因
前髪が薄いのは、「AGAが原因」とされることがもっとも多いです。
AGAは、「男性ホルモンが5αリダクターゼという酵素と結び付くことで、脱毛を促す作用のあるDHTに変換する」ことで引き起こされるとされています。
本来なら、髪は「成長→退行→休止」というヘアサイクルを繰り返すのですが、AGAになるとDHTの作用で髪が成長しきる前に抜けてしまうため、ヘアサイクルが乱れてしまうのです。
前髪が薄い対策
対策は、「自分のAGAがどれくらい進行しているか」によって変わります。
たとえば、初期段階や初期段階に近い場合は育毛剤などで「新しい髪を増やす」よりも「今ある髪の維持」に努めることをおすすめします。
一方、AGAが進行し生え際が後退してきた場合は、ミノキシジル配合の発毛剤やデュタステリド、フィナステリドと呼ばれる内服薬の使用も効果が期待できます。
AGA管理アプリのHIXを使えば自分の頭髪を診断してくれるので、こちらをきっかけに方向性を考えるのも悪くありません。
HIXについてはこちらの記事でまとめています。