【薬剤師士監修】薄毛の40代メンズに似合う髪型4選!NGスタイルも合わせて紹介
40代の男性は、髪型を変えるだけで薄毛を上手に隠すことができます。
ただ、中には薄毛を気にしすぎるあまり、かえって目立ってしまっている方も多いです。
そこで、この記事では40代薄毛の方におすすめなメンズヘアスタイルをいくつか紹介します。
この記事の監修者
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北海道大学大学院卒業
薬局薬剤師としてAGAや壮年期脱毛症、円形脱毛症の医薬品調剤や服薬相談を多数経験
薄毛の悩みを解決できる医学薬学知識を啓蒙することで、患者さんのより良い人生に貢献したい
と思っております。
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薄毛でも似合う40代メンズの髪型4選
ここからは、薄毛でも似合う髪型を40代のメンズに向けて提案していきます。
自分の好みやAGAの進行具合から判断して、検討してみてくださいね。
ビジネスショート
AGAがそこまで進行していない、つまり髪のボリュームがそこそこある場合は、単純に短くするだけで薄毛を隠せます。
オシャレ度はあまり高くありませんが、銀行員や公務員などいわゆる「お固い仕事」をしている方におすすめです。
すこし動きを付けたい場合はトップを短めに刈って、ワックスやゆるめのパーマを当てるのもおすすめです。
ツーブロック
ツーブロックとは、「短い部分(サイド、えりあし)」と「長い部分(頭頂部など)」を分ける髪型のことです。
1つの髪型に2つのブロックがあることから「ツーブロック」と呼ばれています。
ツーブロックで薄毛を隠す場合は、サイドとえりあしを刈り上げて生え際と毛量を揃えるのがポイントです。
そうすることで境目がなくなり、薄くなっている部分が目立ちにくくなりますよ。
ソフトモヒカン
頭頂部の髪がまだ残っている場合は、ソフトモヒカンにしてみるのもおすすめです。
サイドとえりあしを刈ってワックスやパーマなどで頭頂部に動きをつければ、全体的に動きが出て薄毛が目立ちにくくなります。
ベリーショート
AGAがある程度進行してしまった場合、純粋に短くしてしまうのがおすすめです。
上で説明したとおり、不自然な点があるからこそその部分が目立ってしまいます。
ベリーショートにすることで薄い部分と長い部分の境界線がわかりにくくなるため、見ている人に不自然な印象をあまり与えません。
髪が短いとスタイリングなども楽ですし、ミノキシジルの塗布もしやすいですよ。
薄毛の40代メンズがやってはいけない髪型
40代は、20代や30代の方に比べるとAGAがある程度進行してしまっている場合も多いでしょう。
生え際が後退するだけじゃなく、髪全体にボリュームがなくなってきている方も少なくないはずです。
そういった状態でこれから紹介する髪型にしてしまうと、逆に印象が悪くなってしまいかねないので気を付けてください。
頭頂部の毛を前方に持ってきて生え際を隠す
AGAは生え際が徐々に後退していくことが多いです。
後退した生え際を隠そうとして頭頂部の毛を無理やり前髪に持ってくる方がいますが、こちらはおすすめできません。
なぜかというと、風や汗などで髪型が崩れたときに薄毛が目立ってしまうからです。
また、髪と髪に隙間ができてしまうため、おでこのひろさが逆に強調されてしまいます。
AGAがある程度進行して生え際が後退してしまった場合は、あえておでこを出すようにしたほうが賢明です。
バーコードヘア
頭頂部までAGAが進行した場合、サイドの毛で無理やり薄毛を隠そうとする方がいます。
しかし、こちらは「バーコードヘア」として良くない印象を持たれてしまいかねません。
たとえば、白い画用紙に黒のシミが付いていると、人はそちらにばかり目を向けてしまいますよね。
しかし、黒いシミをこするなり薄めるなりして背景の白に近づけると、あまり目立たなくなります。
このように不自然な点があるからこそ目立ってしまうため、薄毛を隠すには「薄い部分」と「長い部分」の境界線をできる限りなくすようにするのが大事なのです。
強いパーマ
パーマ剤は、頭皮や髪に悪い影響を与えてしまいかねません。
頭皮がpH4.5〜5.5の弱酸性なのに対してパーマ剤はpH9前後のアルカリ性であるため、2つが混じり合うと強い化学反応が起こってしまうのです。
そうすると、人によっては湿疹や炎症などを引き起こしてしまう恐れもあります。
湿疹や炎症が起これば、最悪の場合、ミノキシジルなどによるAGAの治療を中断しなければなりません。
薄毛の40代メンズが髪型を作る上で大事なこと
薄毛を目立なくするためには髪型を変えるのがおすすめですが、他にも大事なことがあります。
髪型を変えるとともに、これから紹介する3つの「大事なこと」を心に留めておいてください。
清潔感を重視する
薄毛を目立たなくするという観点では、特定の髪型も大切ですが何よりも「清潔感」が最も大切です。
今回おすすめしている「ビジネスショート」や「ツーブロック」にしたとしても、清潔感が伴っていなければ意味がありません。
ヘアワックスやジェルを使ってしっかりと髪の毛をまとめたり、髭をしっかりと剃ったりと髪型以外の部分でも清潔感を意識しましょう。
髪の毛が薄かったとしても清潔感が出ていれば、周りからはあまり気にされることはありません。
長髪は避けるべし
薄毛を隠したいがために、短髪ではなくなるべく髪を伸ばして長髪にするのはNGです!
髪が長ければ薄毛が隠せると思う方は多いのですが、長髪にしてしまうと髪の薄さが際立ってしまい余計に薄毛が目立ってしまうことがあるのです。
また、汗や雨などで髪が濡れた場合も前髪がおでこに張り付いてしまい、薄毛が目立ってしまいます。
安易に長髪にするのではなく、今回ご紹介したツーブロックやビジネスショートにするようにしましょう。
ヘアケアはしっかりと
髪型を変えてワックスやパーマなどをつけることになった場合、丁寧にヘアケアしてください。
汚れが頭皮に付着してしまうと毛穴が詰まり、抜け毛などの原因になりかねません。
また、AGA治療の効果も十分に発揮されない可能性があるので注意しましょう。
こちらでヘアケアの注意点やポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
- 髪はぬるめのお湯(40度前後)で洗い流す
- はじめはシャンプーで髪の表面についた汚れを落とす
- 2回目のシャンプーで頭皮の汚れを綺麗にする
- 3分を目安にしっかりとお湯で髪を洗う
- なるべく早くドライヤーで乾かす
どうしても薄毛を改善したい場合はAGA治療しかない
髪型を変えるだけで薄毛は隠せますが、根本的な解決にはなっていません。
AGAは治療をはじめない限りどんどん進行してしまうので気を付けてください。
逆に言えば、治療することで進行を遅らせられる可能性があるので、40代後半、50代になってもいろんな髪型に挑戦できるわけです。
こちらの記事で科学的根拠に基づいたおすすめのAGA対策を紹介しているので、参考にしてください。