【2023年最新】禿げないために!シャンプーはどう選ぶ?悩み・肌質別に紹介!
将来禿げないようにAGAの予防として、「まずはシャンプーを変えてみる」という男性は多いですが、シャンプーは種類が多いため、「どんなものを使えばいいかわからない」という悩みをよく聞きます。
そこで、この記事では薄毛・抜け毛に悩む男性のためにおすすめのシャンプーを紹介します。
【要注意】シャンプーで髪は増えない
まず大前提として選ぶ前に知って欲しいのが、「シャンプーでは髪は増えない」という事実です。
なぜなら、AGAの原因はシャンプーや頭皮環境ではかえることができない男性ホルモンが原因だからです。
AGAの原因
AGAは体内にある「5αリダクターゼ」という酵素が、男性ホルモンを「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変換することで引き起こされます。
DHTは抜け毛を促すので、AGAを治療するには「5αリダクターゼ」の働きを薬などで阻害する必要があるのです。
シャンプーはあくまで頭皮環境を整えたり清潔に保ったりすることで髪が生える下地を整えることが目的です。
つまり、スカルプシャンプーなどを使ってもそれだけでは決してAGAが改善され、髪が生えてくるわけではないのでご注意ください。
HIXで薄毛の状態をチェックしよう
ただ、中にはAGAではなく、季節的な要因だったり頭皮環境が荒れていたりすることによって髪が抜ける場合もあります。
クリニックなどで診断してもらうのがもっともおすすめですが、時間がない方はHIXで無料アドバイスをもらいましょう。
HIXとはAGA管理アプリで、誰でも無料で使うことができ、AIとプロの毛髪診断士が薄毛をチェックしてくれるのです。
詳しい使用感などはこちらの記事をご覧ください。
禿げないシャンプーを選ぶために自分の肌質をチェック
男性の肌質は4種類に分けられることが多いです。
- ドライ肌(乾燥肌)
- オイリー肌(脂性肌)
- インナードライ肌(混合肌)
- 普通肌
あまり聞き慣れないのが「インナードライ肌」でしょう。
油分が多い一方で肌に含まれる水分が少ない場合は、「インナードライ肌」と考えてください。
まずは自分の肌質がどれに当てはまるのかチェックして、シャンプーを選ぶのがおすすめです。
禿げないためにシャンプーの種類を知ろう
シャンプーにはいくつか種類があります。
- アミノ酸系
- ベタイン系
- 高級アルコール系
- 石鹸系
それぞれ解説します。
アミノ酸系
もっともおすすめなのが、ココイルグリシンKなどの成分を中心としたアミノ酸系のシャンプーです。
なぜなら、洗浄力の強いシャンプーは髪の保湿に大事な油分まで根こそぎ取り除いてしまう場合もあるからです。
頭皮の汚れや余計な油分は、40度前後のお湯で十分綺麗にすることができます。
そのため、シャンプーは基本的に洗浄力よりも保湿力を重視するのがおすすめなのです。
ベタイン系
アミノ酸系よりも頭皮に刺激を与えたくない場合は、ベタイン系のシャンプーがおすすめです。
ベタイン系のシャンプーはコカミドプロビルベタインなどの成分を中心とした低刺激のシャンプーです。
赤ちゃん用のシャンプーとして使用されることも多く、敏感肌の方でも安心して使えます。
高級アルコール系
高級アルコール系とは、ラウレス硫酸Naなど洗浄力の強い成分を含んだシャンプーです。
アミノ酸系、ベタイン系に比べると保湿力などは劣りますが、汚れや皮脂などを取り除く力は強いです。
「アミノ酸系」の項目でもお伝えしたとおり、洗浄力の強いシャンプーは大事な皮脂や油分まで落としてしまう可能性があるため、あまりおすすめしません。
頭皮がドロドロに汚れるなど、強く洗浄したいときにおすすめのシャンプーです。
石鹸系
石鹸系は石鹸素地を中心に作られたシャンプーで、比較的安価な上に洗浄力も強いとされています。
しかし、もともと弱酸性である髪をアルカリ性に傾ける効果があるため、少なからずダメージを与えてしまいます。
特に、パーマやカラーをしている方は効果が薄れてしまう恐れもあるでしょう。
禿げないようにするためのおすすめシャンプー
ここからは頭皮の肌質や悩み別に、おすすめのシャンプーを紹介します。
自分に当てはまるものを見つけたら、効果を実感するまで使い続けるのが大事です。
オイリー肌:スカルプD 薬用スカルプシャンプー ストロングオイリー
(出典:アンファー)
オイリー肌には、同じくアンファーのミコナゾール配合シャンプーをおすすめします。
上の「スカルプDシャンプードライ乾燥肌用」と同様、アミノ酸系のシャンプーです。
ミコナゾールとは抗真菌(抗カビ)剤の一つで、頭皮の環境を整え脂漏性湿疹などの症状を和らげる働きがあります。
頭皮にベタつきを感じる方は、こちらを使ってみましょう。
敏感肌:&GINO プレミアムブラックシャンプー
(出典:Amazon)
&GINOのプレミアムシャンプーは、楽天などさまざまなショッピングサイトで爆発的な人気を誇り、驚異の「18冠」を獲得したシャンプーです。
聞き慣れないメーカーでしょうが、販売している株式会社アールスタイルは美容グッズや化粧品などを手掛けています。
コカミドプロビルベタインなどのベタイン系天然成分がふんだんに使われており、頭皮や髪にやさしく、敏感肌の方におすすめしたいシャンプーです。
乾燥・フケを抑えたい:コラージュフルフル
フケは自然現象なので、大量に出る・大きいフケが出る場合以外は気にしすぎる必要はありません。
こういった症状が出る場合、頭皮環境の悪化が考えられます。
フケの原因は雑菌などが挙げられるため、ミコナゾール配合のコラージュシリーズを使ってみましょう。
こちらもアミノ酸系シャンプーなので、頭皮をしっかり保湿してくれます。
赤みや炎症を治したい:メディクイックH頭皮のメディカルシャンプー
(出典:ロート製薬)
赤みや炎症を抑えるには、グリチルリチン酸ジカリウム配合のメディクイックHがおすすめです。
グリチルリチン酸ジカリウム配合とはカンゾウ(甘草)に含まれる「カリウム塩」という成分で、トローチなど痛みや腫れを抑える薬などによく使われています。
メディクイックHもアミノ酸系シャンプーです。
禿げないためにはシャンプーの使い方も大事
「いろんなシャンプーを試してみたけど、フケが出たり頭がかゆかったりするのが治らない」
こういう方は、シャンプーの使い方を見直してみましょう。
基本的にはこの流れを意識してください。
- 40度のお湯で髪をすすぐ
- シャンプーを泡立てて髪を洗う
- しっかりと髪を流す
- ドライヤーで髪を乾かす
それぞれ説明していきます。
40度のお湯で髪をすすぐ
上でもお伝えしましたが、頭皮の汚れや余計な油分は40度以上のお湯である程度綺麗になります。
ただ、お湯の温度は上げすぎないように気を付けてください。
温度が高すぎるとかえって頭皮にダメージを与えますし、最悪の場合、やけどなどの危険性も考えられます。
シャンプーを泡立てて髪を洗う
シャンプーは直接頭皮につけるのではなく、いったん手のひらなどで泡立てましょう。
直接頭皮につけると保湿に必要な油分まで洗浄してしまい、乾燥しやすくなる恐れがあります。
髪を洗うときも指の中腹あたりでやさしく刺激するようにしてください。
男性は爪を立ててガリガリ洗いがちですが、傷がついてしまうと頭皮にとって悪影響を及ぼしかねませんよ。
しっかりと髪を流す
多くの方が見落としがちなのが、この工程です。
「早くお洗い終えたいから」といって、3、4回流しただけで満足してしまう方が多いです。
しかし、洗い残しがあると、それが時間とともに酸化して、頭皮の汚れとなり毛穴に詰まってしまう場合もあります。
2分程度を目安に、しっかりと洗い流してください。
ドライヤーで髪を乾かす
この工程も、男性はめんどくさがって飛ばしてしまう方が多いですよね。
また、髪が短い方などは自然乾燥に任せてしまう場合も少なくありません。
しかし、濡れたままだと雑菌が繁殖しやすく、フケの大量発生など頭皮が荒れる原因になってしまいます。
髪を洗ったら、できるだけ早くドライヤーで乾かすようにしてください。
頭皮の乾燥を防ぐため、一箇所に集中するのではなくドライヤーを動かして髪全体を乾かすのがポイントです。
シャンプーだけで禿げないようにすることは不可能
繰り返しますが、自分に合ったシャンプーを使っても禿げないようにすることはできません。
なぜなら、AGAは原因を対処しない限りどんどん進行していくからです。
そこで、ここでは禿げないようにするための具体的な対処法を紹介します。
AGA治療を検討してみる
AGAの原因である「5αリダクターゼ」は、2種類の方法で動きを抑制させられます。
- フィナステリドの内服
- デュタステリドの内服
どちらもAGA治療薬として、「AGAガイドライン」で推奨度「A:行うよう強く薦める」と定めてられているものです。
どういう効果があるのかというと、「5αリダクターゼ」の働きを阻害して抜け毛を食い止めるのです。
プロペシアはフィナステリド、ザガーロはデュタステリドの商品名と考えてください。
この2つは同じAGA治療薬ですが、AGAクリニックでなければ手に入りません。
下の記事で、フィナステリドが安い順におすすめのAGAクリニックを紹介しています。
ミノキシジル外用薬で対策
ミノキシジル外用薬も「AGAガイドライン」で推奨度「A:行うよう強く薦める」とされています。
ミノキシジルは「5αリダクターゼ」を阻害させるわけではありませんが、毛母細胞を活性化させ発毛を促します。
フィナステリド・デュタステリドで髪の維持に努め、ミノキシジルの外用で発毛を試みるのがおすすめです。
ミノキシジルは同じ配合濃度でも、商品によって値段が3,000円〜7,000円と大きく異なります。
できるだけ継続させるためにも、なるべくミノキシジルの配合濃度が5%で値段が安いものを選びましょう。
ヒックスミノキシジル5はミノキシジルの配合濃度が国内最大で1本あたり3,000円です。