【薬剤師監修】ジェネリック発毛剤でヒックスミノキシジル5がおすすめな理由4選
「ミノキシジルのジェネリックってある?」
「安いミノキシジル発毛剤がほしいんだけど、どれを選べばいいの?」
発毛剤は6,000円〜7,000円くらいするような高いイメージがありますよね。
しかし、今は先発品だったリアップの特許が切れ、ミノキシジル濃度が同じかつ安価なジェネリック発毛剤が次々と発売されているのです。
この記事では、そんなミノキシジルのジェネリック医薬品に関して次の点を解説します。
- ミノキシジルジェネリック剤について
- ミノキシジルジェネリック剤の比較
- ミノキシジルジェネリック剤を使う4つのコツ
ミノキシジルは国内で唯一発毛効果を認められた成分です。
記事の後半では、「おすすめのミノキシジル配合ジェネリック発毛剤」も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の監修者
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北海道大学大学院卒業
薬局薬剤師としてAGAや壮年期脱毛症、円形脱毛症の医薬品調剤や服薬相談を多数経験
薄毛の悩みを解決できる医学薬学知識を啓蒙することで、患者さんのより良い人生に貢献したい
と思っております。
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ミノキシジルのジェネリック剤とは
国内においてはじめて「ミノキシジルの発毛剤」として特許を取得したのが、1999年に発売された「リアップ」です。
当時は販売元である大正製薬が特許を持っていたため、リアップ以外にミノキシジル配合の発毛剤はありませんでした。
しかし、2010年に入ると大正製薬の持っていた特許の期限が切れます。
2010年代に入り、大正製薬の持つ主要な特許が切れ始めたため、他メーカーも後発品を発売できるようになった。
出典:朝日新聞
具体的には、次のようなジェネリック発毛剤が誕生しました。
- ヒックスミノキシジル5
- メディカルミノキ
- ラボモ、など
これらはリアップに比べると、多少、有効成分や添加物などの違いはあるものの、ミノキシジルの濃度はすべて同じです。
リアップもヒックスミノキシジル5もメディカルミノキも、すべてミノキシジルの濃度は最大で「5%」なのです。
国内において発毛効果が認められている成分はミノキシジルだけなので、どの発毛剤も「発毛効果は同じである」と言えます。
ミノキシジルのジェネリック剤比較
ここではミノキシジルのジェネリック剤を3つの点で比較します。
- ミノキシジル濃度
- 値段
- ノズル
ここでは簡単に比較するので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ミノキシジル濃度
ミノキシジルの最高濃度はリアップ含め、「5%」です
(リアップジェットは1%)
なぜなら、薬機法で「5%が最大」と決められているからです。
5%を超えるミノキシジル濃度の発毛剤もありますが、すべて海外の商品であり、国内では承認されていません。
海外の商品を個人輸入するのはリスクがあります。
たとえば、副作用が起きても救済制度の対象にならず、治療費などを自己負担しなければなりません。
リスクを考えるならミノキシジル濃度5%のジェネリック発毛剤を使いましょう。
値段
値段は商品によって大きく異なります。
ここでは代表的なジェネリック発毛剤の値段を3つ紹介します。
スカルプD メディカルミノキ5 | 7,800円(税込) ※参考:スカルプD |
LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5 | 6,960円(税込) ※参考:アートネイチャー・オンラインショップ |
リアップX5プラスネオ | 7,753円(税込) ※参考:大正製薬 |
(※2022年3月調査)
これらはあくまで「有名ブランドの発毛剤」です。
中には同じミノキシジル濃度で「1本3,000円」というジェネリック発毛剤もあります。
リーズナブルなミノキシジル発毛剤はこちらをご覧ください。
ノズル
ノズルは3つのタイプがあります。
リアップタイプ | ボトルを下に向けるだけで液が充填されるタイプ |
スカルプDタイプ | ノズルの口が大きいタイプ |
それ以外 | 「はかる」「ぬる」でボトルを切り替えるタイプ |
基本的に、「リアップ」と「スカルプD」だけが特殊なノズルでそれ以外は同じです。
「はかる」「ぬる」でボトルを切り替えるタイプで、口が小さいため液漏れすることなく細かいところまで塗れます。
ジェネリックでおすすめはヒックスミノキシジル5
ジェネリック発毛剤としておすすめなのがヒックスミノキシジル5です。
その特徴を4つ紹介します。
- ミノキシジル濃度が国内最大
- 1本あたり3,000円
- 安心・信頼の国内製造
- 無料オンラインサポート
それぞれ解説します。
ミノキシジル濃度が国内最大
ヒックスミノキシジル5のミノキシジル濃度は国内最大の「5%」です。
国内のジェネリック発毛剤で、ミノキシジル濃度が5%を超えるものはありません。
1本あたり3,000円
ヒックスミノキシジル5の値段は以下のとおりです。
3本セット | 単品 |
1本あたり3,000円(税込) | 3,500円(税込) |
送料は500円ですが、合計金額5,000円(税込)以上の注文で無料です。
つまり、3本セットなら合計で9,000円なので送料はかかりません。
安心・信頼の国内製造
ヒックスミノキシジル5は国内で製造されています。
ネットでは「ミノキシジル配合量6〜15%」といった高濃度成分のミノキシジル発毛剤もありますが、これらは海外製であり安全性が担保されていません。
そもそも、本当にその成分が入っているのかもわからないのです。
ヒックスミノキシジル5は国内で製造されているうえに酸化防止剤フリーなので安心です。
無料オンラインサポート
AGA管理アプリ「HIX(ヒックス)」では、専門家に無料で悩みや不安を相談することができます。
HIX(ヒックス)はヒックスミノキシジル5を購入しなくても使えます。
詳しい使用感などはこちらをご覧ください。
ミノキシジルのジェネリックを使うコツ
ミノキシジルのジェネリックは、誰でもすぐに薄毛が改善するわけではありません。
ここでは効果をより高めるためのコツを紹介します。
- 頭皮環境を整える
- 喫煙や飲酒をやめる
- 他の治療方法を併用する
それぞれ具体的に解説します。
頭皮環境を整える
まずは頭皮環境を整えましょう。
頭皮環境が悪いとミノキシジルの効果が十分に発揮されないどころか、症状が悪化してしまう恐れがあります。
「頭皮がカサカサする…」
このような方は、こちらの記事でカサカサする原因を解説しています。
「頭皮にかさぶたがある」
このような方は、こちらの記事でかさぶたをはがしてはいけない原因を説明しているので参考にしてください。
喫煙や飲酒をやめる
喫煙や飲酒は頭皮環境に良い影響を与えません。
タバコが髪に与えるデメリットはこちらで解説しています。
飲酒と薄毛の関係を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
他の治療方法を併用する
ミノキシジルのジェネリックは他の治療方法と併用するのがおすすめです。
「AGAガイドライン」によって、ミノキシジルの外用とともにもっとも高く推奨されている治療方法が以下の2つです。
- フィナステリドの内服
- デュタステリドの内服
これらはどちらもAGAの原因を生み出す「5αリダクターゼ」のはたらきを阻害します。
プロペシア、ザガーロはそれぞれフィナステリド、デュタステリドの商品名です。
ミノキシジルと同様に、どちらもジェネリックがあります。
ただ、ミノキシジルよりやや高額なうえに医師の診断が必要です。
下の記事でフィナステリドの安い順にオンライン診療してもらえるAGAクリニックをまとめています。
安くフィナステリドを手に入れたい方はこちらをご覧ください。
ミノキシジルのジェネリックに関するよくある質問
最後に、ミノキシジルのジェネリックに関する3つのよくある質問に回答します。
- ミノキシジルにジェネリックは存在する?
- ジェネリックでおすすめは?
- ジェネリックを使う上での注意点はある?
それぞれ解説します。
ミノキシジルにジェネリックは存在する?
2010年以前までは「ミノキシジルの発毛剤」として、大正製薬が特許を取得していたため、リアップ以外のミノキシジル配合の発毛剤はありませんでした。
しかし、2010年に大正製薬の持っていた特許の期限が切れたことで、以下の3つのジェネリックが誕生しました。
- ヒックスミノキシジル5
- メディカルミノキ
- ラボモ、など
これ以降ミノキシジルのジェネリックが誕生していきました。
ジェネリックでおすすめは?
ミノキシジルのジェネリックにはさまざまな製品が存在しますが、その中でも特におすすめなのが「ヒックスミノキシジル5」です。
ヒックスミノキシジル5には以下のような特徴があります。
- ミノキシジル濃度が国内最大
- 1本あたり3,000円
- 安心・信頼の国内製造
- 無料オンラインサポート
これらの特徴から、ミノキシジルのジェネリックに迷った方は、ヒックスミノキシジル5を選びましょう。
ジェネリックを使う上での注意点はある?
ミノキシジルのジェネリックを使う上で少しでも効果を高めたい場合は、以下の3点に気をつけましょう。
- 頭皮環境を整える
- 喫煙や飲酒をやめる
- 他の治療方法を併用する
これらを意識することで、より効果を高めることができます。
ミノキシジルのジェネリックでAGAを改善しよう
ミノキシジルのジェネリックについてまとめます。
- ミノキシジルのジェネリック剤とは「リアップ」の後発品
- 「リアップ」と同じ割合のミノキシジルが配合されているうえに、リーズナブル
- ほとんどのジェネリック剤は有効成分が同じなので、値段に注目するのがおすすめ
- ジェネリック剤を使う前に頭皮環境を整えておく
- ミノキシジルのジェネリック剤とともにフィナステリドによる治療も検討する
ミノキシジルは最低でも4ヶ月使い続けないうえに、途中でやめると薄毛が進行してしまいかねません。
「続けやすさ」に注目して、ジェネリック剤を選びましょう。