【薄毛男性必見】AGAとは?治療法・費用・治療期間をまとめて解説
「自分がAGAなのかどうか気になる」
「AGAになると具体的にどういった症状が現れるか知りたい」
男性なら、このような悩みを抱える方は少なくありません。
AGAは進行性であるため、早めに発見し適切な治療をはじめるのがもっとも大事です。
この記事ではそんなAGAの特徴や原因、治療方法などについて詳しく紹介していきます。
- AGAの特徴
- AGAの原因
- AGAの治療方法
- AGAの治療相場
- 効果がでるまでの期間
記事を最後まで読むことでAGAに関する「科学的根拠に基づいた正しい情報」が手に入り、これからどうすればいいかという具体的な解決策がわかります。
この記事の監修者
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北海道大学大学院卒業
薬局薬剤師としてAGAや壮年期脱毛症、円形脱毛症の医薬品調剤や服薬相談を多数経験
薄毛の悩みを解決できる医学薬学知識を啓蒙することで、患者さんのより良い人生に貢献したい
と思っております。
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AGAとは?
男性なら「AGA」という言葉を一度は聞いたことがある方も多いでしょう。
自分が「AGAなのか」「そうでないのか」をはっきりさせるために、言葉の意味を正確に理解するのが大事です。
そこで、まずは以下の3点を解説します。
- AGA=男性型脱毛症
- 日本人男性のAGAの発症率
- 女性の薄毛はFAGA(女性男性型脱毛症)
それぞれ具体的に解説します。
AGA=男性型脱毛症
AGA(エージーエー)とは「Androgenetic Alopecia」の略です。
日本語では「男性型脱毛症」と称されるのが一般的です。
AGA診療を科学的なエビデンスを用いてまとめた「AGAガイドライン」では次のように定義しています。
男性型脱毛症とは,毛周期を繰り返す過程で成長期が短くなり,休止期にとどまる毛包が多くなることを病態の基盤とし,臨床的には前頭部や頭頂部の頭髪が,軟毛化して細く短くなり,最終的には頭髪が皮表に現れなくなる現象である.
のちほど詳しく解説しますが、AGAは「老化などによる薄毛」と違い、抜け毛が細くなったり生え際が後退したりするという特徴があります。
日本人男性のAGAの発症率
日本人男性のAGA発症率は以下のとおりです。
全年齢 | 約30% |
20代 | 約10% |
30代 | 20% |
40代 | 30% |
50代以降 | 40数% |
参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
このように年齢とともに発症率も上がります。
もっとも、AGAは改善したり食い止めたりすることはできても、完治できるものではありません。
自分が「AGAかどうか」を早めに判断して、適切に対処するのが大事です。
女性の薄毛はFAGA(女性男性型脱毛症)
女性の薄毛はFAGA(女性男性型脱毛症)、または女性型脱毛症(Female Pattern Hair Loss)と呼ばれることが多いです。
FAGA | AGA | |
原因 | 不明 ※更年期に多発 |
DHT(ジヒドロテストステロン) 遺伝 |
薄毛の進行 | 頭頂部の比較的広い範囲の頭髪が薄くなる | 生え際から後退し、徐々に進行していく |
参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
AGAは原因がある程度わかっています。
ただ、FAGAはAGAガイドラインにおいても「…後述する男性ホルモン依存性では病態が説明できない場合も有り」と述べられており、詳しくは判明していません。
AGAの特徴
ここからは、AGAの特徴について以下の点を解説します。
- 進行パターンは9種類
- 薄毛の種類はM型・O型・U字型の3種類
自分が「AGAかもしれない」と判断する際の参考にしてみてください。
進行パターンは9種類
AGAの進行パターンは9種類あります。
こちらはAGA患者の症例をまとめた「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼ばれる分類方法です。
具体的な特徴は以下のとおりです。
I型 | おでこの生え際が少し後退している状態。自覚することもなく、AGAだとは気が付きにくい。 |
II型 | I型が進行している状態。前髪の生え際が徐々にM字になり始める。 |
II vertex型 | II型の状態+頭頂部もO型の脱毛が見られ始める。 |
III型 | II型が進行し、生え際のM字の症状がひどくなる。前髪だけでなく頭頂部のボリュームも少なくなる。 |
III vertex型 | III型の状態+頭頂部のO型脱毛の症状がひどくなる。 |
Ⅳ型 | 生え際のM字の症状がひどくなり、頭頂部のO型も薄毛も見られる。 |
V型 | Ⅳ型が進行して前髪の生え際が頭頂部あたりまで後退している状態。 側頭部や後頭部だけが残っている状態。 |
Ⅵ型 | 前髪の生え際が後退して頭頂部と繋がった状態。 |
Ⅶ型 | Ⅵ型が進行して側頭部の薄毛も進んでいる状態。 前髪の生え際だけでなく後頭部も薄毛が進行している。 |
このようにAGAは「生え際の後退」を起点として、薄毛がどんどん進行します。
薄毛の種類はM型・O型・U字型の3種類
薄毛の種類は3種類あります。
- M型(生え際から後退するタイプ)
- O型(頭頂部が薄くなるタイプ)
- U型(前頭部が薄くなるタイプ)
それぞれどのようなタイプなのかを簡単に説明します。
M型
AGAの中でもっとも多いのがM型タイプです。
前髪の生え際から頭頂部にかけて、Mの形みたいに徐々に後退します。
のちほど詳しく解説しますが、AGAの原因はDHT(ジヒドロテストステロン)です。
DHTは「5αリダクターゼ」と呼ばれる酵素が男性ホルモンを変化させて生み出されます。
この「5αリダクターゼ」は2種類あるのですが、そのうちの一つが前頭部〜頭頂部に多いのです。
5α還元酵素にはI型とII型の2種類があり、I型はほとんどの毛の毛乳頭細胞に存在しますが、II型は男性ホルモン作用を強く受ける髭や前頭〜頭頂部の毛乳頭細胞に発現しています。
出典:日本皮膚科学会総会
したがって、生え際の後退を感じたらAGAを疑いましょう。
O型
O型は生え際の後退が見られたあと、頭頂部のつむじあたりから徐々に抜け始めて、O形のように頭頂部全体に進行します。
正面から見えづらいためなかなか自分で確認できず、家族や知人に指摘されて気が付くことが多いです。
進行すると最終的には前頭部の薄毛と繋がってしまうこともあるため、注意が必要です。
U型
U字は生え際が後退したあと、前頭部がU字のように薄くなるタイプです。
M型とO型の両方が進行している可能性があるため、早急に対策が必要です。
男性ホルモンや遺伝子が影響?AGAの原因
続いて、AGAの原因について紹介します。
AGAの原因は以下の2つです。
- 男性ホルモン
- 遺伝
それぞれ詳しく解説します。
男性ホルモンによるAGA発症のメカニズム
AGAの原因は「DHT(ジヒドロテストステロン)」と呼ばれる男性ホルモンです。
詳しく説明すると、以下の流れで発症します。
- 1.5αリダクターゼがテストステロンをDHTに変える
- 2.DHTがアンドロゲンレセプターと結びつく
- 3.脱毛因子・脱毛タンパクを放出し毛包にダメージを与える
- 4.ヘアサイクルが乱れ髪が成長する前に抜けてしまい、最終的に死滅する
5αリダクターゼとは、人体に潜む還元酵素です。
この還元酵素が男性ホルモンを「DHT」に変えてしまうのです。
したがって、AGA治療は「5αリダクターゼのはたらきを阻害する」ことを目指します。
科学的なエビデンスに基づいた治療方法は記事の後半で説明するので安心してください。
発症の有無は遺伝によるものが大きい
AGAは遺伝の影響も示唆されています。
どういうことかというと、「アンドロゲンレセプターの感度」は遺伝で受け継がれる可能性があるのです。
アンドロゲンレセプターの感度が高ければ、それだけDHTと結びつきやすくなるため、AGAを発症するリスクも高くなります。
アンドロゲンレセプターの感度はX染色体上にあることがわかっています。
つまり、母方の父がAGAなら、「DHTと結びつきやすいアンドロゲンレセプターの遺伝子」が母を通してあなたに遺伝している可能性があるのです。
詳しくは下の記事で解説しています。
AGAに頭皮の血行不良・栄養不足は関係なし
勘違いする人が多いのが、以下の事実です。
「AGAになるのは頭皮の血行が悪いからだ」
「栄養素が足りていないからだ」
「ストレスフルな生活を送っているからだ」
これらはすべてAGAと関係がありません。
なぜなら、AGAは上述したとおり「男性ホルモン」が原因だからです。
つまり、頭皮の血行を改善したり十分な栄養素を摂ったり、ストレスを軽減したりしたとしても、DHTが産出されればAGAを発症してしまうのです。
ただし、だからといって偏った食生活を送ったりストレスを溜め込んだりするのはよくありません。
以下の弊害が生まれます。
- 頭皮環境が悪化し、一時的な抜け毛の増加につながる
- 頭皮環境が悪化し、AGA治療の効果が薄れる
特に「栄養」は非常に大事です。
髪はタンパク質や亜鉛などの栄養素から作られるため、栄養が足りていないとAGA治療しても十分な効果が得られません。
詳しくは下の記事をご覧ください。
AGAの治療方法
AGAの原因を把握したら、具体的な治療を検討しましょう。
「AGAガイドライン」において推奨されている治療方法は以下のとおりです。
- ①投薬治療
- ②注入療法
- ③自毛植毛術
「AGAガイドライン」でもっとも推奨されているのは①です。
まずは①からはじめ、効果が期待できない場合は②や③を検討しましょう。
①投薬治療|使用される治療薬は3種類
投薬治療は3種類あります。
- フィナステリド内服薬
- デュタステリド内服薬
- ミノキシジル内服薬/外用薬
このうち「ミノキシジル内服薬」以外は、AGAガイドラインにおいて「推奨度A:行うよう強く勧める」と定められています。
ミノキシジル内服薬は重篤な副作用のリスクなどから「推奨度D:行うべきでない」とされているので気をつけてください。
それぞれ詳しく解説します。
フィナステリド内服薬
フィナステリドはAGA治療においてもっともメジャーな治療方法の一つです。
国内では「プロペシア」という商品名で販売されています。
フィナステリドはDHTを生み出す「5αリダクターゼ」のはたらきを阻害します。
そのため「AGAの進行を食い止める」という高い効果が期待できるのです。
ただ、フィナステリドを手に入れるためには医師の診断が必要です。
個人輸入などを使えば海外の安い商品を手に入れることもできますが、おすすめしません。
以下の記事でフィナステリドを安く処方してくれるAGAクリニックをまとめているので、ぜひ参考にしてください。
デュタステリド内服薬
デュタステリドもフィナステリドと同じ効果があります。
商品名は「ザガーロ」です。
フィナステリドと違うのは、作用する「5αリダクターゼの種類が違う」という点です。
詳しくは下をご覧ください。
フィナステリド | デュタステリド | |
5αリダクターゼ I型 | 効果が期待できない | 効果が期待できる |
5αリダクターゼ II型 | 効果が期待できる | 効果が期待できる |
この比較表を見て、「デュタステリドのほうがⅠ型Ⅱ型で両方に効くので良い」と安直に考えるのはおすすめしません。
なぜなら、AGAの症状が見られやすい前頭部や頭頂部に多いのは「5αリダクターゼII型」だからです。
「5αリダクターゼI型」は側頭部や後頭部をはじめ全身に分布しており、比較的薄くなりにくい部位だからです。
また、比較となる実験は違うもののデュタステリドのほうが全身の副作用の発現率が高く、「値段も高い」という特徴があります。
詳しくは下の記事をご覧ください。
ミノキシジル内服薬/外用薬
ミノキシジルは国内で唯一発毛効果を認められた成分です。
毛包に作用し、髪の成長と発毛を促します。
ミノキシジルの薬は2種類あります。
- 内服薬
- 外用薬
このうち内服薬はおすすめしません。
重篤な副作用が起きる可能性があり、国内はおろか世界中で「治療薬」として認められていないのです。
外用薬は「治療薬」として認められており、フィナステリドやデュタステリドと違って市販されています。
ただ、市販のミノキシジル発毛剤は「3,000円〜7,000円」と値段が大きく違う点に気をつけてください。
発毛効果が認められているのはミノキシジルだけなので、濃度が同じなら「値段」で選ぶのがおすすめです。
1本あたり3,000円のミノキシジル発毛剤はこちらをご覧ください。
②注入療法
注入療法は主に以下の2つがメジャーです。
- HARG療法
- メソセラピー
ただ、これらは名称が違うだけで「成長因子を注射針で直接投与する」点においては同じです。
AGAガイドラインでは、「成長因子導入および細胞移植療法」を次のように推奨しています。
成長因子導入および細胞移植療法は行わないほうがよい.
もっとも、メソセラピーの中にはミノキシジルと成長因子をブレンドすることで、高い発毛効果が期待できるものもあります。
③自毛植毛術
自毛植毛術とは、自分の毛髪を薄毛が進行している部分に移植する治療方法です。
AGAガイドラインでは「推奨度B:行うよう勧める」とされています。
ただ、健康上のリスクがある点は否定できません。
実際に、AGAガイドラインでも次のように記載されています。
フィナステリド及びデュタステリド内服やミノキシジル外用による効果が十分でない症例に対して,他に手段がない状況において,十分な経験と技術を有する医師が施術する場合に限り.男性型脱毛症には自毛植毛術を行うよう勧め,女性型脱毛症には行ってもよいこととする.
このように「推奨度B:行うよう勧める」としつつも、非常に消極的です。
まずはフィナステリド・デュタステリドの内服、ミノキシジルの外用からはじめましょう。
AGAの治療相場
AGAの治療相場は、一般的に月額15,000円~30,000円程度です。
基本的に自由診療となるため保険は適用されず、すべて自己負担となります。
ただ、クリニックや治療方法によって治療費が大きく異なる点に注意してください。
たとえば、フィナステリドやデュタステリドを使わず「ミノキシジル発毛剤の外用」だけなら、1本あたり3,000円です。
中には7,000円を超える高額な発毛剤もありますが、含まれているミノキシジルの濃度は変わりません。
国内で認められているのは「5%まで」だからです。
のちほど解説しますが、AGAは完治するものではなく常に続けていくのが大事です。
途中で止めてしまうと、それまでの治療が台無しになりかねません。
だからこそ、「ずっと続けられる範囲内」で治療内容を選ぶのがおすすめです。
治療の効果が出るまでの期間は?
次に、「治療の効果が出るまでの期間」を紹介します。
ここでは解説するのは2点です。
- 発毛を実感するまで最低でも4ヶ月
- 残念ながらAGAは完全に治ることはない
- 早めに対策することでAGAの進行を遅らせることが可能
AGA治療をはじめる際は、これらを頭に入れておきましょう。
発毛を実感するまで最低でも3ヶ月
AGA治療は発毛を実感するまでに3か月〜6か月程度かかります。
ミノキシジル発毛剤の添付文書には、次のように記載されています。
1.毛髪が成長するには時間がかかります。 効果がわかるようになるまで少なくとも4ヵ月間、毎日使用してください。
[ミノキシジルローション5%製剤の有効性は4ヶ月使用後から認められております。]
フィナステリド・デュタステリドも最低3ヶ月は使いましょう。
3ヵ月の連日投与により効果が発現する場合もあるが、効果が確認できるまで通常6ヵ月の連日投与が必要である。
AGA治療を途中でやめると、進行が再開してしまうので気をつけてください。
残念ながらAGAは完全に治ることはない
AGAは常に治療を続けていかなければなりません。
完治するものではないからです。
だからこそ「ずっと続けていけるかどうか」といった目線で治療方法を選ぶのが大事なのです。
早めに対策することでAGAの進行を遅らせることが可能
AGAは早めの対策が大事です。
早めに対策することによって、進行を遅らせられるからです。
上述したとおり、AGAは完治するものではありません。
しっかりと食い止めて、「今以上に薄毛が進行しないようにするもの」です。
つまり、早期発見できれば、これから先、現状をキープできる可能性があるのです。
すこしでも「AGAかもしれない」と感じたら、対策を心がけましょう。
AGAの自覚がある方におすすめの対策は次で詳しく解説します。
AGAの予防・治療・改善のために気を付けたいこと
AGAの予防・治療・改善のために気を付けたいことは次の5点です。
- 禁煙
- 頭皮・髪に負担をかけない洗髪
- バランスの良い食事
- 規則正しい生活と適度な運動
- ストレスの解消
これらはすべて、AGAを予防・治療・改善できるものではありません。
あくまで「気をつけたいこと」なので、これらを意識したうえで、上述した方法でAGA治療するのが大事です。
それぞれ解説します。
禁煙
上述したとおりAGAの原因は男性ホルモンなので、「タバコを吸ったから」といって発症・進行するわけではありません。
ただ、タバコには以下の弊害があります。
- 血管を収縮させて頭皮の血行を悪くしてしまうため、一時的な抜け毛増加につながる
- 亜鉛が過剰消費され、髪が作られにくくなる
- 体内のビタミンCを低下させ、亜鉛の吸収がさらに悪くなる
さらに、あくまで報告レベルですが「DHTのレベルを上げる危険性がある」ことも示唆されているのです。
「電子タバコならいいよね」と感じる方もいますが、おすすめできません。
その理由や詳しい喫煙の弊害などは下の記事で解説しています。
頭皮・髪に負担をかけない洗髪
正しい方法で髪を洗うのには、以下のメリットがあります。
- 頭皮環境が整うため、抜け毛が減る
- 頭皮環境が整うため、ミノキシジル発毛剤の効果が出やすくなる
髪を洗うポイントは以下のとおりです。
- 1.洗浄力が弱く保湿力の高い「アミノ酸系シャンプー」を使う
- 2.38〜40℃あたりのぬるま湯で髪を流す
- 3.シャンプーを泡立て、表面の汚れを落とす
- 4.もう一度シャンプーを泡立て、指の腹でマッサージするように頭を洗う
- 5.泡などがないよう入念に洗い流す
これらを実践しましょう。
髪におすすめのシャンプーは下の記事で解説しています。
バランスの良い食事
バランスの良い食事を取ることで、頭皮環境が整えられ、髪が成長しやすくなります。
特に大事なのが、「髪の三大栄養素」とされる以下の栄養素です。
- タンパク質
- ビタミンB
- 亜鉛
これらはすべて髪の生成において非常に重要です。
タンパク質 | 髪の主成分となる「ケラチン」を作る |
ビタミンB | 頭皮環境を整える |
亜鉛 | 「ケラチン」生成をサポートする |
特に亜鉛は吸収しづらいうえに、意識しないとなかなか取り入れられません。
以下の記事で亜鉛を多く含む食品を紹介しているので参考にしてください。
規則正しい生活と適度な運動
規則正しい生活を心掛けることも重要なポイントです。
睡眠時間を削ったり生活習慣が乱れたりするとホルモンバランスが不安定になり、頭皮環境の悪化に繋がります。
また、適度な運動も重要なポイントです。
有酸素運動は血行促進効果があり、血行が良くなることで頭皮の毛細血管までしっかり栄養が届くようになります。
エスカレーターを使わずに階段を使ったり定期的にウォーキングしたりして、適度な運動を心がけましょう。
ストレスの解消
過度なストレスは頭皮の血管を収縮させてしまい、血行不良を引き起こしてしまいます。
血行不良になると髪の毛の成長に必要な栄養や酵素が全体に行き渡らないため、ヘアサイクルが乱れて抜け毛が増加する恐れがあるのです。
ストレスをゼロにすることは難しいですが、定期的にストレス発散できる時間を作りましょう。